1ワイプごとに区切って戦闘の自動録画を行ってくれる機能の紹介です。レイド練習のお供にどうぞ。
あまり紹介されていませんが、補助輪のパッケージ内にはACTのログをCSV形式でフォーマットして出力する機能を持つプラグインXIVLogが同梱されています。補助輪のインストールディレクトリ直下のACT.XIVLog.dll
をACTプラグインとして読み込むと有効化できます。
元々はタイムラインの作成やトリガー作成用のサンプルを集めるために使っていましたが、v7.9.7のアップデートによって録画機能が追加されているので紹介します。
補助輪はanoyetta氏によって開発されているACT用プラグインの詰め合わせです。 github.com
リリースノート より抜粋
XIVLog に録画機能を追加した レイドの戦闘開始からワイプまでを1本の動画ファイルとして自動的に保存する機能を追加した。
- カウントダウンの開始で録画を開始する
- 補助輪が生成する wipeout ログの検知で録画を停止する
- ショートカットキーを送って録画を開始、終了します Windows Game DVR, NVIDIA Shadow Play, OBS などのショートカットキーを設定してください。デフォルトでは Windows Game DVR のショートカットキーを設定してあります
- 保存したビデオのファイル名にトライ数を入れてリネームします ビデオの保存先フォルダのパスを指定してください。録画の停止後に新しいファイルを検知してファイル名を変更します。
戦闘開始および戦闘終了のタイミングでショートカットキーを送出して録画開始、録画停止後に、作成された録画ファイルをリネーム、という動きをします。
ついでにいい感じのタイトルカードを戦闘開始前の3秒間表示してくれます。その日のトライ数や時間も分かるので振り返りに便利です。ちなみに前回のトライから3時間以内に同一コンテンツに挑戦した場合、トライ数は引き継がれます。
ショートカットキーを送出する、という点について着目すれば、もしかすると録画以外にも便利な使い方があるかもしれません。
StreamLabs OBSでの録画方法
StreamLabs OBSはRPCで録画操作ができます。個人的にはショートカットキーによる操作よりもAPIを通じてソフトウェアに直接的に指示を送る方が好みなのでこちらを使っています。
(v2.1.0.0現在、録画開始時にStreamlabs OBSが起動していない場合に例外が発生しACTがクラッシュする問題があります。また、RPCでは生成されたファイルの動的リネームには未対応です)
設定 → リモートコントロール → QRコードをクリックする
(スマートフォンからの操作を行うわけではないのでQRコードを読み込む必要はありません)
ファイアーウォールによる通信の許可を求められるダイアログが出てくるので許可する
XIVLogのプラグイン設定画面でUse SLOBS-RPCにチェックを入れる