お題「2019年、買って良かったモノ」 に便乗してみました。技術の話や思想の話なんかと違って、買ったものの紹介なら読み手もそんなに選ばず誰でも書きやすいと思うので皆さんもいかがでしょう?
というわけで私の2019年のベストバイ的なものをいくつか紹介します。
1位 クッション付き脚立
2019年の中頃に引っ越しをしたので、その際に新居の内装をDIYするために3段のタイプを買いました。あくまで屋内の作業用だったので、あまりガッシリした脚立である必要はなく、それなりに安定して三段ぐらいの高さがあって、おまけに一番上がクッションになっていて作業中の休憩用の椅子として使えそうだ、と思って選びました。当初は作業が終わったら押入れにでも入れておこう、と考えていました。木材をおっ立てたり壁紙を貼ったり照明を取り付けたり、という作業の合間に換気扇の下で喫煙するときの椅子代わりにしていて、気がつけば半年以上同じ使い方をしています。立った時の腰からお尻の高さぐらいのところに座面があって、悔しいぐらいスッと座りやすい。座面のクッションも数分から十分ぐらい座っている分には全く問題ない作りです。普通の折りたたみ椅子だと若干高さが低いのですが、こちらは座面にあたる部分が高いので換気扇にも近くなり、普通の賃貸アパートのキッチンの換気扇の下に鎮座させておくにはちょうどいいものでした。
今の家は快適に座れる場所が5箇所ぐらいあるんですが、換気扇の下に置きっぱなしのこの脚立というのが一番頻繁にアクセスしている椅子かもしれません。
2位 Withings スマート睡眠パッド
Withings フランス生まれのスマート睡眠パッド 睡眠サイクル分析 心拍計測 Sleep IFFFT対応【日本正規代理店品】 WSM02-ALL-JP
- 発売日: 2018/04/13
- メディア: エレクトロニクス
見せるのは少し恥ずかしいですが、これは昨晩の睡眠データです。昔の同僚と楽しくお酒を飲んで気持ちよく笑って過ごせたおかげか、とても良く寝れたようです。こんな感じのレポートが毎日自動的に生成されて、ダッシュボードから閲覧可能です。
ひどいときは睡眠時間は8時間なのに、夜中に何度も眠りが浅くなっていて実際には2~3時間相当の睡眠しか取れていなかったり、というときもあります。毎日のスコアがサービス側で記録されていて、スマホアプリで振り返ることができるので、体調がイマイチな日=スコアが低い日は何が良くなかったのか、逆にスコアが良い日は寝る前に何をしていたのか、なんてことを考えたりするきっかけになります。
私はこの睡眠パッドしか試していませんが、Withingsのスマート体重計など他のデバイスと組み合わせると、より詳しい身体データが取れるようです。そのうち買ってみようかと思います。
3位 ゼンハイザー MOMENTUM TW
ゼンハイザー Bluetooth 完全ワイヤレスイヤフォン MOMENTUM True Wireless (M3IETW BLACK)【国内正規品】
- 出版社/メーカー: ゼンハイザー(Sennheiser)
- 発売日: 2018/12/20
- メディア: エレクトロニクス
まず充電ケースがファブリックなのが良いです。持ち歩くことになるので重要な部分です。イヤホン自体の性能はさすがゼンハイザーです。音の解像度が高く、よくあるサ行の刺さりとか低音のこもりなんかも感じません。変な味付けがなく、とても自然に良い音が聞けます。装着感も抜群に良いです。スマホアプリからファームウェアのアップデートまで出来ます。
TWSの課題である電波干渉による音の途切れも、ゼロではないものの以前使っていた安物よりはだいぶマシになりました。
充電ケースに入れておいても一定の電力を消費するようで、一週間も充電しないと再充電しないと使えなくなります。頻繁に外出しない生活をしているのでこれが少しネックです。毎日充電して毎日使う人にとっては全く問題にならないと思います。
4位 水出しコーヒーメーカー
iwaki ウォータードリッパー 耐熱ガラス ウォータードリップコーヒーサーバー 440ml K8644-CL1
- メディア: ホーム&キッチン
お湯でドリップする普通のコーヒーメーカーと違い、上部のサーバから一滴ずつポタポタと垂れてくる水でゆっくりドリップする仕組みです。このコーヒーメーカーでは一回で大きめのマグカップに2杯分ほどの量を淹れることができます。しかし一滴ずつ滴下してじわじわドリップするので、3~4時間ほどかかります。
その代わり、抜群に美味しいです。使う豆次第ですが、そこらへんのコーヒーチェーン店のブラックコーヒー程度なら十分に太刀打ちできるコーヒーが出来ます。水出しコーヒーは余計な熱や衝撃が加わらず、酸味がほとんどない澄んだ味のコーヒーが出来上がります。ブラックで飲んでも良し、砂糖とミルクを入れても文句なしです。電子レンジで加熱してホットコーヒーにしても良し、そのまま氷を入れてアイスコーヒーとして飲んでも美味しいです。
私は寝る前に電動コーヒーミルでガガガッと豆を挽いて、この水出しコーヒーメーカーにセットして寝ることが多いです。朝起きる頃にはしっかり美味しいコーヒーが出来上がっています。これにミルクと砂糖を入れてレンジで温めて飲むのが朝の楽しみです。出かけるときは冷やしてステンレスボトルに移して持っていきます。
5位 タブレット端末
その1 iPad mini 第5世代
iPad mini Wi-Fi 64GB - シルバー (最新モデル)
- 発売日: 2019/03/28
- メディア: Personal Computers
8インチという日本人が大好きなファブレットサイズです。電子書籍、特に漫画にちょうどいい大きさです。Retinaディスプレイなので雑誌もいけますが、やはり画面が少し小さいぶん疲れます。Kindle Oasisを持っているので、文庫や新書は引き続きそちらで読むこともあります。Kindle Oasisは防水なのでお風呂で読むこともできますし、サイズも文庫本ぐらいで片手にすっぽり収まってガジェット的には最高なのです。けれど漫画のページ送り時の表示の遅さやカラー書籍の表示には電子ペーパーの限界を感じてしまいます。そういう所に関しては圧倒的にiPad miniのほうが使いやすいです。あと、Kindleには及ばないもののタブレット端末としては圧倒的に軽いです。
その2 Galaxy Tab S5e
ガジェット大好き人間なのでiPad miniと時を同じくしてもう1台のダブレットを買いました。Galaxy Tab S5eです。日本では販売していないモデルなのでEtorenで輸入しました。
SAMSUNG GALAXY Tab S5e SM-T720N WiFi 韓国版 並行輸入品 (Black, 128GB)
- メディア: Personal Computers
10インチは主に動画を見たり、ちょっとした情報を表示しておくダッシュボード代わりにちょうどいいサイズなので以前から重宝しています。ゲーム用の端末ではないので高度なグラフィック処理性能も必要なく、タッチペン入力なども使わないので、買うならミドルレンジ帯と決めています。動画再生やブラウジングがメインですから、画面がそれなりに綺麗で動作がもっさりしていなければいいわけです。
ところがこの端末は2560x1440で有機ELディスプレイです。有機ELパネルの発色の綺麗さや黒の表現力は液晶とは別次元です。心臓部にあたるSoCはSnapdragon670と中の上ぐらいのモデルです。ミドルレンジながら大抵の操作はキビキビ動きます。10インチのタブレット端末の中では最もスッキリした厚さ5.5mmの筐体デザイン、そしてずば抜けて綺麗なディスプレイと必要十分な性能、ということで良コスパ端末として個人的に一押しです。10インチでありながら400gと、8インチのiPad miniに純正カバーを付けたと同じぐらいの軽さなのも推しポイントです。
おしまい
引っ越しやら開業準備やらで昨年はめちゃくちゃ買い物しました。その中でも気に入ったものをピックアップしてみました。ベストバイというほどではないけれど便利なデバイスとの出会いもあったので、また折を見て別の切り口で紹介出来ればと思います。せっかくのお題なので誰か続いてくれると嬉しいです。