2018年の春に組んだわたしの自作マシンを紹介してみます。2020年の本記事執筆時点における普段遣いのメインPCです。
デスク周りの環境についてはこちらで書いています。
こだわり
何でも出来る馬力と余裕は持たせつつ、極力シンプルであることを意識しています。
- フロントベイは使わない。
- 光学ドライブは積まない。
- メンテナンスしやすさを重視する。
- 光ったり奇抜なデザインのパーツはなるべく選ばない。
できたもの
内部はこんな感じです。最初の電源投入時の様子なのでまだマザーボードのLEDがピカピカしています。ハイスペックなM/Bを探すと光らないものを選ぶ方が難しかったのもあり、まあ最初ぐらいは光って頂こうかなと。
こいつをキャスター付きのCPUラックに乗せて、デスク横のラック下に置いて使っています。フロントベイには何も積んでいないのでフィルターの掃除以外でフロントパネルを開けることはありません。
床置き派の方にはCPUラックを使用することをオススメしたいです。メンテナンス時に動かすのが格段に楽になります。あとはケース下部の通気性を確保するのと同時に、床に直に置くのと比べるとホコリも入りにくくなります。
サンワダイレクト PCスタンド デスクトップ用 キャスター付 ほこり対策 無段階調節 100-CPU001
- メディア: エレクトロニクス
マシン構成
CPU
マザーボード
- ASUS ROG STRIX Z370-F GAMING
- 外部コネクタ側のヒートシンクが光りますがOFFです。オーバークロックも余裕だったのでやってみましたが、常用OCする理由が特になかったので定格で運用しています。
メモリ
- PC4-24000 32GB(16GBx2) Corsair VENGEANCE LPX Series
電源
- 850W 80PLUS PLATINUM プラグイン型 Corsair HX850
CPUクーラー
- 簡易水冷 Corsair H100i Pro RGB
- M/BのUSBコネクタに直差ししてOSから諸々制御できますがやはり光らせません。購入したものはH100i V2ですが、個体の不具合でラジエータの振動音がひどかったので修理対応してもらった結果こちらになりました。今のところすごく静かに冷やしてくれています。ゲームしているぐらいではほぼ無音です。
グラフィックスカード
- GeForce GTX 1080 MSI ARMOR 1080 8G OC
- 先代のPCから引き抜いて使いまわしています。
ストレージ
3Tier構成です。OSやソフトウェア、ゲーム等インストールして使うもの(頻繁にロードするもの)や設定ファイル類は全てM.2接続のNVMe SSDに、整理前の録画データなどアクセス頻度の低いデータのアーカイブ的な使い方をするHDD、その中間のデータストアとしてSATA SSDを繋いでいます。
- M.2 NVMe SSD 1TB PLEXTOR PX-1TM9PeG
- SATA SSD 1TB Samsung SSD 1TB 860QVO
- SATA HDD 8TB 7200rpm TOSHIBA MD05ACA800
ケース
- Fractal Design Define R6
- とても完成度の高いミドルタワーケースです。2012年に組んだ先代PCも同シリーズです。
- Define R6のエンクロージャは少し特殊で、正面から見て左側にシャドウベイの裏側のパネルが位置していて、正面から見て右側からシャドウベイにアクセスする形です。
- シャドウベイそのものを全て取り外すことができます。シャドウベイの裏側、ケース左側に位置していただったパネルを右側に押し込んで筐体の前面部分をフラットな何もない空間にすることができます。これによって大きなグラボや水冷用ラジエータなんかもかなり余裕を持った配置ができます。
- シャドウベイを取り外してもパネル背面に2.5インチ・3.5インチのディスクをそれぞれ固定することができるので、それで2台のSATAデバイスを繋いでいます。
- 写真はシャドウベイを取っ払っただけでまだ何も組み付けていない状態のDefine R6です。