XIVLauncher(FFXIVQuickLauncher)はgoaaats氏によって開発されているFFXIVランチャーの代替ソフトウェアです。アプリケーションの自動起動のほか、Discordとの連携などゲームと連動する複数の追加機能をサポートしています。
できることの概要についてはREADMEに記載のある通りです。
- Auto-login
- Launching tools like ACT when starting the game
- Discord Rich Presence
- Fast in-game market board price checks
- Integrity check for game files
- Chat filtering
- Chat bridge to Discord
- Discord notifications for Duty Finder, fates, retainer sales, etc.
なお、本記事の投稿時点ではクライアントのアップデートまではサポートしていないため、クライアントの更新が配信された際には公式ランチャーを使って最新バージョンへのアップデートを行う必要があります。
メイン画面
いわゆるフラットデザインです。公式ランチャーと比較して、必要最小限なコンポーネントで構成されたシンプルなレイアウトになっています。(公式ランチャーも新デザインではElectron製のフラットなUIになりましたが)
メイン画面でできること
- 入力済みのIDおよびパスワードをローカルに記録
- Account Switcher機能の実装により複数アカウントの切り替えが容易になりました
- ランチャー起動画面をスキップしての自動ログイン
- ワンタイムパスワードの入力
- Steam版サービスアカウントのサポート
- メンテナンスキュー
- サーバがメンテナンス空けるまでポーリングする機能
設定
Gameタブ
ゲームディレクトリを指定します。Synchronize Character Data にチェックを入れると複数キャラクター間でHUDやホットバー等の設定をローカルPC内で同期することができるようです。
自分が実際にやっている複数PC・複数キャラクターでの設定ファイルの運用については以下エントリに書いています。
Addonsタブ
FFXIVクライアントと同時に起動させたいアプリケーションのパスを指定します。管理者権限での実行およびクライアント終了時のプロセス同時終了をサポートしています。
FFXIV Discord Rich Presence を有効にすると、Discordサーバのメンバー一覧をクリックした時に表示される自分のゲームアクティビティの情報がより詳細なものになります。ログイン中のキャラクター名、FCタグ、ジョブ、現在地が表示されます。(Discordクライアントの設定でゲームアクティビティを非表示にしている場合、およびFFXIV Discord Rich Presenceを無効にしていない場合にはこの機能は有効になりません。)
In-Gameタブ
ゲーム内の機能拡張を有効にすると、クライアント起動後にXIVLauncherのプロセスが常駐して各種便利機能を提供してくれます。オプトアウトしない限りはUniversalisへのマーケットボードの価格情報の送信も自動的に行うようです。
RMT宣伝のフィルタリングやDiscordとの連携(通知)機能などがあります。共通の目的で活用できるコミュニティがない限りは、シンプルなBotを一つ用意して自分専用のDiscordサーバ内で運用するのが良さそうでしょうか。
オマケ機能として、占星術師のプレイをドローと同じキーで実行できるようにする機能があります。パッチ3.Xの時の挙動を再現できるようです。
Universalisへの情報送信のみをオプトアウトしたい場合も、こちらの設定でチェックを入れておく必要があるようです。