論理と、幻想と。

ゲームやガジェットが好きなITスペシャリストが作ったものや考えたことについてダラダラ書きます

2020年、買って良かったモノ

2021年になりました。

日陰者のブログではございますが、本年もひっそりと何かをアウトプットして行けたら良いなと思っております。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

新年早々ではありますが、本年も anoyetta さんからお題を頂きました。いつもお世話になっております。

お題「2020年 買って良かったモノ」

本当にちょうどよいタイミングで、はてなブログでも #買って良かった2020 というキャンペーンをやっていました。せっかくなのでお酒でも飲みながらちびちび書き出してみようと思います。なんか昨年度も似たようなことを書いたような気がしますね。

あんまりダラダラ長くなっても仕方ないので、ガジェット3つと日用品から2つ選出します。

デバイス編

本記事を書いている2021年1月1日時点の私のデスクトップです。まずはここから3つのデバイスを紹介します。 f:id:hackermind:20210101125656j:plain

その1 27インチ4Kディスプレイ

27インチの液晶ディスプレイです。これを2つ買いました。昨年まで使っていたウルトラワイドディスプレイは譲渡して、今はこの4Kディスプレイ2枚で作業しています。ある時期と比較するとだいぶスッキリしているかと思います。

入力系統はHDMIとDPとUSB-Cに対応します。ゲーム用と業務用を兼ねていて、仕事中はノートPCとUSB Type-Cで接続して、ついでにノートPCへの給電も任せています。このあたりがケーブル一本で済む使い勝手の良さ、というのも買ってよかった理由の一つです。

4Kディスプレイに変えてどうなったか、という点ではグラフィックが高精細になったことはもちろん大きいです。しかし私が4Kディスプレイを買って最も良かったと思うのはフォントがクッキリ読みやすくなったことです。それまでが34インチのウルトラワイドUWQHDと24インチのWQHDでしたから、DPI比は1.5倍ぐらいになります。それまでギザギザで見苦しかったWindowsのフォントが見違えたように綺麗になりました。(比較画像がなくて申し訳ないのですが……)当然ながら、ゲームのUIなんかも綺麗に描かれるようになります。

たまにMacも使うんですが、MacOS CatalinaあたりからRetina解像度以下の外部ディスプレイを繋いだ際にフォントの表示がもう手の施しようがないほど汚くなる問題があって、フォントのレンダリングにうるさい人としてはMacbook逆パカしようと思った時期もありました。このあたりも金で解決した形になります。

4Kになると細かくて文字が見えない、という誤解もあるようですが、OSのスケーリングで多少拡大してやると解像度の高さを十二分に享受することができます。私だとWindows側のスケーリング150%でちょうど良かったです。

ゲームプレイにおいて最近重視されることの多いリフレッシュレートですが、このディスプレイは一般的な60Hzです。私は元々60FPSでしかプレイしなかったので、そこは今回は一切気にしていませんでした。

とはいえ、画面解像度が上がったぶん描画しなければいけない領域が増えたことによって、従前のグラフィックカードではスペックの限界を感じることとなり、やむを得ず発売したばかりのGeForce RTX3080に買い換えることに相成りました。そういった意味で、ゲーム用途も兼ねるのであれば相応の覚悟が必要になるシロモノだとは思います。

その2 ワイヤレスキーボード

2つ目はロジクールのゲーミングキーボード G913 テンキーレスです。キースイッチのクリック感を3タイプから選べますが、私が買ったのはタクタイルというモデルです。

ワイヤレスキーボードなんですが、正直ナメてました。めちゃくちゃ良いです。ロープロファイルということで気になるストロークの深さも十分ですし、打鍵音もメカニカルキーボードより静かです。キースイッチを底打ちした時の耳障りな音もありません。

このキーボードは専用のUSBドングルを使ってワイヤレス接続する形ですが、その他にもノートPC等とのBluetooth接続もサポートしていて、2台のデバイスを切り替えて使用することができます。これがボタン押したら一瞬でパッと切り替わるの、ここにかなり感動しました。

しょぼいBluetoothキーボードを使ったことがある人なら分かると思うんですが、一般的にワイヤレスキーボードというのは多少なりラグが生じるものです。特に数分使わなくって省電力状態になってから入力を開始したような場合に顕著です。以前、別メーカーで良いお値段のBluetoothキーボードを使っていましたが、電源が入って通信を開始する初動のトロさのほか、入力している最中にも遅延や取りこぼしが起こったりして、ストレスが半端じゃないので窓から投げ捨てそうになった経緯があります。

ところがG913ではそういったストレスが一切ありません。Bluetoothでも遅延や取りこぼしがびっくりするほど起こらない。

私はメインのゲーミングPCにUSBレシーバーを繋げて、仕事用PCにはBluetoothで接続しています。ボタン一つで瞬時に接続モードの切り替えが出来るので、毎日のように仕事用のREALFORCEを片付けてゲーム用キーボードを引っ張り出して……という手間がボタンひと押しで代替されました。ワイヤレスということで机周りのケーブルの鬱陶しさからも開放されて一石二鳥どころの騒ぎではない感じです。

質感もこれまでのロジクール製品のイメージから信じられないぐらい良くなりました。ゲーミングデバイスに有りがちな「いかにもオモチャです」といったルックスではなく、ヘアライン加工された金属筐体がなかなか上品で、「おいおいロジクールどうしちゃったんだよ」と言わずにはいられなかったです。

ただ、難点を挙げるとすれば、お値段27500円(2021/1/1現在)とPC用キーボードとしてはそこそこ高価なことでしょうか。多少高くても良いキーボードを探している人には是非触っていただきたいです。

その3 ノイズキャンセリングヘッドホン

3つ目は見ての通りのヘッドホンです。ちょっとした話し声や物音が気になって集中力が大きく乱れてしまう悩みが少し楽になりました。普段のリスニングにおいても高いパフォーマンスを発揮してくれています。これを購入した当時はそろそろSONYのWH-1000XM4が発売されるという噂があったのでさんざん迷いましたが、良い買い物をしたと思います。

ノイズキャンセリング性能だけを評価した場合にはSONYやBoseの同価格帯のモデルの方が高性能である、というのが専らの評判でしたが、モノ的にも音質的にも好みだったのがゼンハイザーでした。音質については詳しいことを書けないので割愛します。

ただ、外出時に持ち歩くには如何せん嵩張るので、外出時用のイヤホンと割り切ってSONYのWF-1000XM3を購入しました。これは比較的最近の買い物です。

個人差はあると思いますが、ノイズキャンセリング性能に関してはSONYのコストパフォーマンスは一歩抜きん出ている気がします。こいつの独特すぎる装着感に慣れるまでは時間が掛かりましたが、大きさの割にはしっかりフィットするので慣れてさえしまえば快適です。

日用品編

その1 ホットアイマスク

電子レンジで温めて繰り返し使えるタイプのホットアイマスクです。かれこれ2つ目です。使い捨てのアイマスクのようにいい匂いがするようなものではありませんが、温熱効果に関しては十分です。私たちIT屋さんだけでなく、スマホやゲームで日頃から目を酷使する皆さんにもおすすめしたい一品です。なんと言っても安いですし。

寝る支度を整えたらまずこれを電子レンジに入れて500Wで40秒、寝転がってまぶたに乗せて「あ゛~~」って思ってるうちに気づいたら寝てます。

その2 バスソルト

クナイプ(Kneipp) バスソルト 850g 入浴剤 サンダルウッドの香り

クナイプ(Kneipp) バスソルト 850g 入浴剤 サンダルウッドの香り

  • 発売日: 2020/09/19
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品

唐突なバスソルトです。しかも超メジャーなやつ。でも紹介させてください。

これを買うようになってから長湯が楽しくなりました。うっとりするような上品な香り、みたいな商品が跋扈するカテゴリーですが、あんまりそういうキラキラしたのはキャラじゃないんですよね。これは言ってしまえば白檀です。日本人に馴染み深い、気品に溢れるあのお香の香りです。研ぎ澄まし、自分と向き合うひとときの先、きっとそのまま成仏できます。お求めはお近くの薬局で。

まとめ

寒い日が続きますが、身体を温め自律神経を労って2021年も健やかに過ごしましょう。それでは、また。