論理と、幻想と。

FFXIVやPCが好きなITスペシャリストの屁理屈とか

チャットコミュニケーション拡張ツール「RINGS」の紹介

はじめに

anoyetta氏 が開発した「RINGS」はDiscordを通じて、FF14のチャットコミュニケーション体験を拡張するアプリケーションです。

github.com

当時、私のメインキャラクターは固定PTの連絡用のクロスワールドリンクシェルをすでに持っていたので、開発者コミュニティのクロスワールドリンクシェルに参加することができませんでした。同様の方が他にもいたこともあり、クロスワールドリンクシェルを上限数まで保持している場合の代替となるコミュニケーション手段があると便利だな、というところから開発がスタートしました。

アーキテクチャ

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私の解釈によってそれっぽく書いてみただけなので細かいところでは齟齬がある可能性はあります。まあ、概ねこんなものだと理解してもらえれば良いかと。

おことわり

いきなりこんなことを書くのもアレですが、本日リリースの パッチ4.57 でワールド間テレポが実装されるに伴い、一部RINGSの機能に制約が生じます。

具体的には、ホームワールド以外ではリンクシェルの機能を使うことができないため、したがってDiscordへの発言の転送ができず、Read Only状態になることが想定されます。

概要

RINGSができること

  • あなたの発言をDiscordに転送する
  • チャンネル参加者の発言をゲーム内オーバーレイに表示する
  • オーバーレイ上の操作で、Discordに画像やファイルを添付する
  • チャンネル参加者が添付した画像ファイルをオーバーレイ上に表示する

RINGSができないこと

基本的に、悪意ある操作を行うことはできません。技術的には可能ですが、悪用される恐れのある機能は搭載していません。

  • 他のプレイヤーのゲーム内の発言内容をDiscordに転送する
  • 他のキャラクターになりすましてチャットメッセージを書き込む

便利だと思う使い方の例

  • クロスワールドリンクシェルをすでに上限まで保持している場合の代替手段
  • フルスクリーンでゲーム画面を開いていて、いちいちDiscordのウィンドウに切り替えるのが面倒な場合
  • ゲーム内のコミュニケーションをDiscord上に展開することでスマートフォン等でも会話に参加できるようになる

用意するもの

  1. RINGSのアプリケーション
  2. あなたがRINGS用に使うローカルのリンクシェル
  3. RINGSが書き込み/購読するDiscordチャンネル
  4. 自分で設定をしてみようという気持ち
  5. 管理者とのコミュニケーション

動作イメージ

シナリオ

あなたがRINGSを通してDiscordチャンネル #rings に対して発言をする場合

ローカルの特定のリンクシェルに発言します。

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RINGSは書き込まれたメッセージを捕捉して、あなたの代わりにDiscord Botに委託して #rings へ書き込むと同時に、オーバーレイに表示します。

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誰かが #rings へ書き込んだらそれをゲーム内のオーバーレイに表示する場合

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RINGSは #rings 上の発言を捕捉して、オーバーレイに表示する。

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設定例

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  • 私がローカルのリンクシェル3に対してチャットした場合、そのメッセージは、私が「UltimateRINGS」として定義したDiscordチャンネルに転送される。
  • 私がローカルのリンクシェル5に対してチャットした場合、そのメッセージは、私が「RINGS Home」として定義したDiscordチャンネルに転送される。

また、キャラクター毎にプロファイルを設定することができます。 というか、RINGSはキャラクター名を自動で補足して、リンクシェルとDiscordの紐づけを行っているので、そのキャラクターに対応するプロファイルを設定しないとダメです。

所感

私はRINGSというアプリケーションに対し、「外部ツール=悪」という既定路線に一石を投じる新しい可能性を見出しています。私は私の信念に基づいて勝手に共感して名乗り出て、コラボレータとしてプロジェクトに名前を連ねさせて頂きました。 もちろん、メモリデータを読み取っている都合もあり、実際の良し悪しというものは運営の裁量で規約に則って評価されるべきことではあります。しかしながら、ツールの使用が誰にとってどのような不利益をもたらすか、そういったものを再考し、新しい切り口からディスカッションが進めば良いな、という希望的な観測を抱いていたりします。ということを書きたかったので、時期を逸したとは思いながらも記事にしました。